石屋製菓の美冬(みゆふ)ミルフィーユ
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石屋製菓の美冬(みゆふ)ミルフィーユ
あの白い恋人で有名な石屋製菓が作っているミルフィーユ菓子が、美冬です。
「美冬はよく冷やしてお召し上がりください」という説明からも分かるとおり、回りがチョコレートにコーティングされているため、やはり冷やした方が美味しいに決まっています。冷蔵庫でも良いですが、冷凍庫でもOKだと思います。
パッケージはクリアに冬を感じさせるさわやかな水色と雪景色となっており、北海道感を高めています。よく見るとラメ加工されており、キラキラとダイヤモンドダストが光るような非常に綺麗なパッケージです。さすがは北海道の名門菓子店、石屋製菓です。
名前はもちろん、「ミルフィーユ」を文字って漢字にしたものです。名前から分かる通り、北海道ならではの美しい冬を想像してしまう絶妙のネーミングだと思います。これもさすが石屋製菓!
中身をあけると小さな商品の説明紙が入っており、期待感を高めてくれます。

さて石屋製菓、美冬の中身を見ていきましょう!
石屋製菓、美冬の商品概要
製造者:石屋製菓
製造者住所:北海道札幌市西区宮の沢2条2丁目11番36号
原材料:
※ブルーベリー: 小麦粉、バター、砂糖、カカオマス、植物油脂、脱脂粉乳、乳糖、ココアバター、ブルーベリー加工品、食塩、乳化剤(大豆由来)、着色料(ビートレッド、クチナシ)、酸味料、香料
※キャラメル: 小麦粉、バター、砂糖、全粉乳、植物油脂、ココアバター、乳糖、カカオマス、脱脂粉乳、水あめ、加糖練乳、加糖脱脂練乳、食塩、ココアパウダー、クリーム、モルトエキス、糖みつ、乳化剤(大豆由来)、香料、着色料(アナトー)
※マロン: 小麦粉、バター、植物油脂、乳糖、砂糖、脱脂粉乳、ココアバター、全粉乳、マロン加工品、ホエイパウダー、カカオマス、食塩、乳化剤(大豆由来)、香料、着色料(クチナシ)
賞味期限:製造日より120日
価格:1本あたり約117円(税抜)
アレルギー物質:乳、小麦、大豆(※卵を含む製品と共通の設備で製造しています)
美冬の実物を見ると、一見するとパッケージが大きいのでベルンのミルフィーユよりも大きく見えますが、実際の大きさはベルンよりも小さく、長さはフーシェのミルフィーユとほぼ同じで6cm。

高さではフーシェの方が大きいので、体積でいうとベルン、フーシェと比較して、石屋製菓の美冬が一番小さいということになります。
味は全部で3種類。
では早速、味見をしてみましょう
石屋製菓、美冬の実食!
最初に試すのは、ブルーベリー味
パッケージの内側は光沢のあるアルミ包装。これはベルンのミルフィーユ、フーシェのミルフィーユと違います。

ベルンとフーシェも同じく内側はアルミ包装ですが、凹凸のあるエンボス加工がされており、チョコレートが付きにくい工夫がされています。

どちらが良いかは保存状態によります。というのも、アルミ包装の美冬は完全に密閉されているので、冷蔵庫で普通に保存していても問題ありませんが、ベルンやフーシェの場合は、包装されているとはいえ、完全に外気から遮断されているわけではないため、冷蔵庫内が臭い場合、その臭いがミルフィーユ本体に移る場合があるんです。
ですので、完全包装されているに越したことはありません。この点では美冬は優れていると思います。
さて、中身を取り出してみると、パッケージを開けた瞬間はチョコレートの濃厚な香りがしました。とにかくチョコレートが強い!という印象。これはフーシェと大きな違いです。

ただ、食べてみるとあれだけ濃厚なブルーベリーが入っていることからも分かる通り、ブルーベリーとチョコレートがうまい感じでマッチしています。
主役はミルフィーユではなく、外側のチョコでもなく、中身のクリームのような感じでした。比率で言うと、中身のクリーム60%、ミルフィーユ30%、外側のチョコレート10%という味わいの感じです。
食感はザクザク感があり、食べ応えがあります。この点はフーシェと似ています。
美冬の断面構成はフーシェと似ており、ミルフィーユ層部分とクリーム層部分がはっきりと分かれている構造になっています。ザクザク感の理由はここから来ていると感じます。
次に試したのはマロン
周囲はホワイトチョコレートでコーティングされており、中身を見ると栗色のクリームが詰まっていました。
食感はブルーベリーと同じで、食べ応えのあるザクザク感満点の状態。
ただマロンの味が、周囲のホワイトチョコレートに負けてしまっています。マロンというよりは、単なるホワイトチョコレートのミルフィーユでした。
他の味見人にこの美冬をマロン味であるということを知らずに、「これ何の味だと思いますか?」と質問したところ、「ホワイトチョコレート」との返答。「マロンですよ」って教えてあげても、「あら、そうなの?」と全くマロンを意識できない感じでした。
最後はキャラメル
キャラメルの場合は、キャラメル自身の味が強いため、キャラメル感を感じることができます。ただ、外側のチョコレートとのマッチングがいまいちな感じです。
あとキャラメルがやや甘い感じがしますので、いくら小さくてもまるごと1つを無糖の飲み物無しで食べるには、ちょっと抵抗感がある感じです。
食べ応えは、上記同様ざくざくしており、非常に満足感が高いです。
石屋製菓の美冬とベルンのミルフィーユ 比較結果
美冬の場合、ベルンかフーシェかのどちらに似ているかと言われれば、フーシェ似の感じがします。普通に食べれば、非常に美味しいミルフィーユの1つだと思います。
石屋製菓のお菓子は、基本的に北海道限定販売になります。地域のデパート等で開催される北海道物産展、国際空港、通信販売以外では、買うことができません。
ですから、北海道道民以外は、北海道に旅行に行った際に、千歳空港とか旭川空港などでお土産屋さんを探せば、美冬を購入することが可能です。
北海道土産の定番ラインナップとして挙げても良いでしょう。
なかなか購入しずらいという希少性で言えば、ベルンよりは美冬の方が上ですね!お土産や手土産で贈ると喜ばれると思います。
肝心な味での勝負ですが、食感ではベルンのミルフィーユの上を行っています!
はっきりとしたざくざく食感は、市販のお菓子ではなかなか体験できない満足感を与えてくれます。一方、全体的な味のバランスでは、ベルンに軍配が上がるでしょう。
美冬の場合は、中身のフィリングと外側のチョコレートがケンカしている感じがします。もう少し外側のコーティングされたチョコの砂糖の量を減らした方が、より調和した味になるのではないかと考えます。
お菓子は味が一番大事ですから結論としては、半馬身差でベルンの勝ち!ということになると思います。ただ、あの食感は素晴らしい!
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次回は、美冬の特別バージョン、抹茶味とベルンのミルフィーユとの対決です!
お楽しみに!


















































































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